葬儀後の遺産相続の流れ
葬儀後の遺産相続

葬儀後の遺産相続の流れ

身近な方が亡くなり、お通夜・葬儀・法要などが一区切りついたら、遺産相続を行わなければなりません。心身共に疲れがあるでしょうが、後々のトラブルを防ぐためにも、早めに対応すべきことの一つです。その上で、葬儀後の遺産相続手続きの流れを紹介します。

まずは、故人が遺言書を残していないか否かを確認します。民法882条において、法律により相続に関しての定めがありますが、財産分与に関しては故人の希望が優先されます。その内容次第において、親族間で受け取れる金額に相違が生じたり、世話人が相続の対象となったりします。この点は確認する必要があるでしょう。

次に、故人の財産リストの作成です。預貯金・株式・不動産などは相続の対象となります。その一方、抱えている負債についても相続の対象となりますので、それぞれにリストアップをする必要があります。特に、負債に関しては期日の問題も出てきますから、早めに確認をしなければなりません。確認した際に負債が大きい場合は、相続放棄も選択肢の一つとして考えられます。3か月以内に家庭裁判所に申請をしなければ、相続放棄は認められません。負債を全額返済する方法もありますが、現実的に厳しい場合は、相続放棄を選択した方が良いでしょう。そして、相続人の調査・確認作業を行います。遺産相続の分割協議をする際には、相続人が全員揃っていなければ認められません。戸籍謄本を市区町村で取り寄せた上で、確認します。

ここまで終えたら財産の名義変更の作業をします。不動産・株式などの名義変更が必要な場合は、市役所及び金融機関での手続きが必要となります。相続税の申告期限は、故人が亡くなってから10か月後ですが、不動産を売却して相続税に充てる場合は5か月目、預貯金の解約が必要な場合は8か月目までに手続きをとることをおすすめします。

そして、相続税の申告をすることになります。相続の純資産額が、基礎控除額を超える場合は、亡くなってから10か月以内に申請を行います。計算の仕方は、3,000万円プラス600万円に法定相続人数をかけた額です。期限を過ぎると、延滞税などが加算されますので注意しましょう。

葬儀後に負債がある場合はもちろん、各種財産がある場合には相応の手続きをとる必要があります。確認・手続きに時間を要する財産もありますから、可能な範囲にて早目の対応をすることをおすすめします。特に、相続対象の親族などの確認は、後々のトラブルを防ぐためにも確実に行うようにしましょう。

お知らせ

【2018年05月24日】ホームページを更新しました。

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